生産量上位の商品が実際に人気が高いかというと、実は沿うとは限りません。
ここにおいて、それを証明するひとつのデータを見ていきましょう。
gooが行ったアンケート「よくお世話になるおかず系冷凍食品」のランキングを見ていきます。
10位においてカツ、9位において魚のフライと揚げ物系がランクイン。
カツは生産量5位なので、それと比べると人気面においてやや下回っていることが判ります。
反対に、魚のフライはコスト面やあっさり系の味がうけ、上位に入りました。
8位はたこ焼き、7位はハンバーグ。
このあたりは生産量とほとんど同じ順位で、供給と満足度のバランスが安定していることをうかがわせます。
6位はポテトフライ、5位はコロッケ。
供に揚げ物の定番ですが、生産量No.1のコロッケはここにランクイン。
際立って好き、という人は沿う多くない一方で、あれば食べるという人が多い食品という印象なので、有る意味妥当な結果かもしれません。
一方、ポテトは子供の人気がかなり高いようですね。
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4位はシューマイ。
3位は「その他」なのでとばし、2位は餃子です。
この二つは冷凍保存との相性が抜群で、有る意味冷凍食品の代名詞ともいえる存在です。
冷凍技術が発達する以前でも美味しく食べられた食品なので、幅広い層、特に高齢層から高い人気を集めています。
そして、栄え有る1位は「唐揚」。
生産量において20位ですが、人気面において堂々のトップです。
唐揚自体が非常に人気の高い食品で有ることが大聞く影響している結果でしょう。
そして何より、近年の技術で食感が飛躍的によくなったことも愛されている要因です。
